CPIMEはピンインという発音記号(アルファベット)を用いた、広東語入力ソフトです。ピンインを入力することで、広東語の漢字、単語、フレーズに変換することができます。CPIMEは、粵拼(Jyutping)、Yale、劉錫祥(Sidney Lau)、教院式(教育學院拼音方案)といった複数のピンインに対応しています。
アップデート
- Windows 11のインストール方法を追加しました(2022/10/10)
- Windows版ダウンロードリンクがGoogle Driveのポリシー変更によりエラーになってしまっていたため修正しました。(2021/9/17)
- Android向けの「いきなり広東語」を公開しました。 (2020/7/4)
- Android版CPIME 2.0 Betaを公開しました。 (2020/4/21)
- Windows 10にインストールする際の説明をインストール方法ページに追加しました。Windows 10環境でインストールできない場合はこちらをご参照ください。 (2019/9/11)
CPIMEのダウンロード
Windows版 Ver 6.2.7 (2010年7月14日) 6MBAndroid版2.0 Beta (2020年4月21日) 22MB
- フリック入力: フリック入力で大文字、数字、記号の入力ができるようになりました。左右へのフリックで入力カーソルを前後に動かすこともできるようになりました。
- 複数ピンイン方式: 設定画面で複数のピンイン方式を選択できるようになりました。複数のピンイン方式に対応することで「曖昧入力」でも変換しやすくなりますが、端末の処理速度によっては動作が遅くなりますので、ご使用の端末によっては一つのみ選択することをお勧めします。
- 変換単語の候補リストを水平とフルスクリーンの2種類から選べるようになりました。
Android版 Ver 1.3 Beta (2010年8月10日) 9MB
- ピンイン方式(粵拼か、教院式か等)はアプリ内の設定項目から切り換えることができます。
- Google Playストア以外からのアプリをインストールするにはご使用中のAndroid端末で設定をする必要がありますのでご注意ください。詳細は以下動画をご参照ください。
CPIMEの基本方針
私は、言語としての広東語だけでなく、香港、広東語圏の文化を広めていきたいと考えています。現在、広東語圏では筆の形で漢字に変換する入力方法が主流ですが、ご存知のように、広東語は話し言葉の言語であるため、文字として筆の運びの形で入力するよりも、話す言葉の発音そのままで入力できたほうが、より楽で簡単だと考えています。それがCPIMEを開発した理由です。もし広東語に興味があれば、ぜひCPIMEを試してみてください。使う価値があると思われた場合は、ぜひ知り合いにお勧めください。みなさまの応援が開発の力になっています。CPIMEは無料で公開しておりますが、開発の人件費やソフトウェアなど自前で賄っており赤字を出しながら運営している状態です。開発サポートとしてPayPal経由での寄付もご一考いただければ幸いです。